細胞の内側を描こうとする時に、まずは「具をどこまで描くか」という事で悩まされます。

細胞の中にはたくさんの物が入っておりますので、詳細に描く程にリッチな画になりますが、様々な観点から制作が困難になってきますので、あたりまえの事ですが必要な物をチョイスして表現させて頂いております。今回は核、DNA、ミトコンドリア、小胞体、ゴルジ体、その他、なにか粒的な物やモヤモヤで細胞内を表現してみました。

こちらのデモは「癌細胞を内側から破壊する」という表現なのですが、割と遠くからザックリと破壊する事になっていますので比較的制作しやすいカットかと思います。

これが核の中に入っていってDNAがダイナミックに破壊されるシーンを…とかになってきますと、それだけでかなりのコストがかかってしまいますので、案件の様々な条件を加味した上でベストな方法を提案させて頂いております。