薬剤の作用機序を説明する作品などで高頻度に登場するのが血管内のシーンです。
何らかの方法で体内に入った薬剤等が血流にのって目的地にたどり着きます。という説明をするシーンとなるのですが、一口に血流と言っても色々と描き方があります。
カメラの動き的な事については、血流にのって移動するのか、止まっていて流れていく様を眺めるのか、あるいわ逆流するのか…
登場人物の問題もあり、血管の中には様々なものが流れておりますので、それらをどこまで描くのか。
役者や背景を書き込むほど、動きを複雑にするほどにリッチな見た目になりそうなものですが、何を言いたいのか分からない画になる可能性もあり、そこに予算をつぎ込みたいというご要望は多くありませんので、大体にして
「赤血球と薬剤だけでOKです。」
というシンプルな所に落としこまれますが、なるべくご要望にお応えできるよう努力してまいります。